HPの外注費を見直す前に、確かめたい5つのこと
ホームページの保守費を毎月払っている。お知らせを1行変えるだけでも、依頼して数日待つ。「このままでいいのか」と思ったら、解約や作り直しを決める前に、契約書と請求書で5つのことを確かめてください。確かめずに動くと、ホームページが使えなくなることもあります。
1. 毎月いくら払っていて、何に払っているか
まず、請求書で金額と内訳を見ます。よくあるのは次の3つです。
- サーバー・ドメインの費用(ホームページを置いておく場所と、アドレスの費用)
- 保守費(不具合への対応や、ソフトの更新)
- 更新作業の費用(お知らせや写真の差し替え)
「保守費」の中身が書かれていない場合は、何をしてもらっているのかを業者に確認しましょう。何もしていない月も同じ金額を払っていることは珍しくありません。
2. 1年に何回、更新しているか
過去1年で、お知らせの追加や写真の差し替えを何回頼んだかを数えます。年に数回しか更新していないのに毎月の更新費を払っているなら、見直しの余地があります。
3. ドメイン(アドレス)が、誰の名義か
いちばん大事な確認です。ホームページのアドレス(〇〇.co.jp や 〇〇.com)が業者の名義で取得されていると、解約したときにそのアドレスを使えなくなることがあります。名刺やチラシに載せたアドレスが、使えなくなるということです。
名義が業者の場合は、解約の前に、自社の名義に移せるかを確認しておきましょう。
4. 解約したら、ホームページはどうなるか
契約書の解約の項目を見ます。確かめたいのは、次の2つです。
- 文章や写真、デザインのデータを受け取れるか
- 解約した日に、ホームページが消えるのかどうか
データを受け取れない契約なら、作り直すことを前提に考えます。今の文章や写真は、今のうちに手元に保存しておくと安心です。
5. 自分で更新できる状態か
小さな更新のたびに依頼が必要なのは、ホームページを自分で触れない作りになっているからです。お知らせの追加や写真の差し替えを社内でできるようになれば、更新のための外注費はかからなくなります。
実例:月1万円の運用費が、なくなった
顧問先に、ホームページの運用を月1万円で外注している会社がありました。同じ内容以上のホームページを作り直して公開し、その後の更新も社長ご自身でできる形にしたところ、外注をやめられました。今かかっているのは、ドメイン代(.comで年1,600円前後)と、AIの利用料だけです。
※顧問先での実例です。結果は会社ごとに異なります。
外注を続けたほうがいい場合もある
すべてを社内でやる必要はありません。ネットショップや予約システムのように仕組みが複雑なもの、毎日のように更新があって社内に担当者を置けない場合は、外注を続けたほうが合理的なこともあります。大事なのは、何にお金を払っているかを分かったうえで、続けるかどうかを決めることです。
まとめ
- 毎月いくら、何に払っているか
- 1年に何回、更新しているか
- ドメインが誰の名義か
- 解約したらホームページはどうなるか
- 自分で更新できる状態か